2012年 08月 25日
目からウロコが落ちた!介護技術研修会 ~ポジショニング~ |
PT大渕哲也氏による園内研修会は今年で4回目。
今回は「どうやったら変形、拘縮を防げるか」をテーマに、「姿勢の見方、考え方」についての園内研修会を開催し、他の施設からも参加がありました。 いつも講義では、骨や筋肉の仕組みをわかりやすく説明し、実際にモデルや参加者が体験します。理由(仕組み)がわかると理解出来ますね。 そしてこの研修会の特徴は、なんと言っても講師との距離が近いこと。 普段使っているベッドや車椅子にモデルを使っての説明では、参加者は自由に席を立ったり、見やすい場所に移動します。 かぶり付き OK。 私たちは普段、どちらかと言うと利用者に対して介護が必要な部分(出来ること、出来ないことなど見える部分)に目が向いてしまいがちですが、適切なケアを提供するためには、その機能障害の程度や状況、原因は何かなど目に見えない部分についても理解する必要があります。 つまり表面だけに注目しても適切なケアをすることは出来ないので、状態の根本を探ったり発想を変えてみることが大切です。このように理論的な説明(骨格や筋肉の仕組みなど)が理解できると、意外に知識不足や不適切(より適切)な対応があることがわかります。 「 う~ん、なるほどザ・ワールド。 」 拘縮予防の「結論は大雑把に言うとリラックス」していること。これまで「リラックス」(自然な体位)が結論になった研修はなかったよう思います。 ベッドであれ、車椅子であれ、臥位、座位の姿勢を安定させ、リラックスさせることが大切!とのことでした。 先生自身がモデルになって・・・ 研修会に参加した皆さんお疲れ様でした。 先生から、来年も介護技術研修の講師を引き受けていただきましたので、またお待ちしています。
今回は「どうやったら変形、拘縮を防げるか」をテーマに、「姿勢の見方、考え方」についての園内研修会を開催し、他の施設からも参加がありました。
by uzurahasi
| 2012-08-25 09:46